5月に発売されたチェキinstax SQUARE SQ10(以下、チェキスクエア)。
チェキはかわいいなとは思っていましたが、フイルムが高価なので手が出なかった私。
LOFCOSの新作発表会のイベント会場で、チェキスクエアが自由に使えたので、写真を撮ってずっと遊んでおりました。
チェキシリーズ初のスクエアフォーマットプリントがおしゃれ
カメラの形状はもちろん可愛いのですが、出てくる写真がスクエアなのが超おしゃれ。キラキラ女子ではありませんが、すっかり魅了されてしまいました。
フジフイルムの方に教えていただいたところ、チェキシリーズ初のスクエアフォーマットなんだとか。
自宅で改めて撮影した写真を並べてみたのですが、「物撮り」だけど映えますね。コスメのレビュー記事を書くのに、今回撮影したチェキスクエアを使用してみました。
インスタ慣れしたせいもありますが、私の下手なカメラワークでもおしゃれに見えるから不思議です。
でもね、ちゃんと上手に見える理由があって、スクエアフォーマットはアート性が高くて、どんな構図でもおしゃれに決まるのだそうですよ。
撮影した画像はいつでも、何度でも、自由にプリントすることができちゃいます。プリントするたびに明るさ調整や、フィルターの色を買えたりすることも可能。
つまり、チェキなのに画像が保存できるわけ。
……っていうかこれ、チェキプリンターを内蔵したデジタルカメラなんですよね。デジカメで撮った写真が、チェキプリントされるとイメージしたほうがいいかも。
今までのチェキは、プリントして初めて見ることができたけど、チェキスクエアは撮った画像を選んでプリントできるので、フイルムの無駄遣いがなくなりますね。
お値段は、メーカー希望価格32000円。
「ええーっ、高い!!」と思ったら、この機能で3万円台は安いとのことですよ。
チェキスクエアの特長を紹介しますね。
instax SQUARE Q10のここが変わった
今までのチェキと大きく変わったところは
●オートフォーカス化
人物検出ができ、画質が良くなっただけでなく、画像編集やフィルター加工、露出の調整などもできるようになりました。
●マクロ化
最短撮影距離が10cmまで可能に
レンズの焦点距離28.5mm、絞りF2.4
●データ化
画像が保存(内蔵メモリ50枚まで)できることで、プリント前にデータが削除でき、過去の画像も検索できるように。
●microSD対応
●サムネイル画像をプリントできる
4コマ(2×2)
9コマ(3×3)
●二重露光撮影
2回シャッターを押すことで、1枚のフイルムに2枚の画像を重ねてアート的な写真にすることができる。
●日付入れ可能
プリントアニメーションがかわいい
チェキスクエアから排出される写真が、ゆっくりとアニメーションになって出てくるので、見ていて飽きません。スタイリッシュでかっこいいですよね。
出てくる時間は約12秒。
待っている間ワクワクします。
魅せるパフォーマンスもすごいです。
フィルターで写真の加工が自在に
(FUJI FILMさんより画像お借りしました)
フィルター加工は10種類。
Cornelius、 Monochrome、 Luna、 Immerse、 Amber、 Mamalade、 Martini、 Sepia、 Roppongi、 Highline。
モノクロームやセピアはわかりますが、六本木って何でしょう。
マニュアルモード(M)で撮影するとき、また撮影後、両方のタイミングで画像を調整・加工することができます。操作はボタンを押すだけなので簡単。
だから、同じ写真でも全然違う雰囲気が楽しめます。
すでに撮影した画像を加工するときは、画面上で操作が可能。
オート、マニュアルモード派横のボタンで切り替えできます。
マイクロSDカードが入れられるので、内蔵メモリー50枚だけでなく、さらに撮影した写真を保存できます。もうひとつの穴は、充電用マイクロUSB用の入出力端子です。
サムネイル撮影ができる
(FUJI FILMさんより画像お借りしました)
撮影した写真をサムネイルで、4分割、9分割でプリントできます。
フイルムカメラからデジカメになって、SNSにアップしたりパソコンに保存するだけになってしまっていた写真を、改めてまたプリントする時代になったのですね。
使い捨てカメラ「写ルンです」が、どんな写真が撮れているのかワクワクするとネガフイルムを知らない若い子に受けているそうですが、わかる気がするわ。
1回のフル充電でプリントできる枚数は最大160枚なので、イベント時に充電が切れて使えないということもなさそうです。
チェキスクエアの気になるところ
大きくて、重い
とーってもかわいいチェキスクエアですが、本体がちょっと大きいかなという印象です。
本体サイズ:横119mm×縦127mm×幅47mm
重さ:450g(フイルム、バッテリーを含む)
左右ダブルシャッターで、両手でしっかり持って撮影できるので手が小さい人でも写せますが、取材の時などにカメラ2台持ちとかはちょっと辛いかな。
お友達との食事や旅行、大勢人が集まるイベントなどで使うと盛り上がって楽しいですね。
価格が高い
この機能で3万円台は安いとのことですが、私のような庶民にはまだ高いです。せめてチェキクラッシックくらいまで値段が下がれば買えるのですが。
まだ発売されたばかりなので、どこが安いか価格を比べてみるといいですね。
チェキは買えないけれど、スマホで撮影した写真がチェキプリントできる“スマホ de チェキ”もありますよ。
もっと詳しい商品説明は、チェキ公式サイトでどうぞ。
コメント