油を使わないノンフライヤー調理器「カラーラ」を使い始めて1か月がたちました。
わが家は夫、長男、次男と全員お弁当持参。
唐揚げ、とんかつ、エビフライ…などのガッツリ系の男子弁当なので、朝から揚げ物をすることが多いです。
「ノンフライヤー調理器」は大きさで購入を見送っていましたが、ショップジャパンの「カラーラ」が、従来品よりもコンパクトになったということで、モニターさせていただくことになりました。
「揚げないとんかつなんて、きっと美味しくないよね」…と、正直あまり期待せずに使い始めたのですが、思っていたよりも使い勝手がよくてびっくり!
揚げ物だけじゃないんです。
どんなところがよかったのか、また気になったところなどを紹介しますね。
Karalla(カラーラ)
カラーラ本体の大きさ
私が一番気になったのが、カラーラ本体の大きさです。
◆カラーラ商品スペック
- サイズ/本体:奥行33cm×幅26cm×高さ31.5cm
- バスケットパン容量:18cm×幅19.5cm×高さ9.3cm
- 重量/約4kg
◆他メーカー本体サイズ参照
- フィリップス
奥行38.4cm×幅28.7cmx高さ38.4cm
約7㎏ - エアウエーブフライヤー
奥行35cm×幅28cm×高さ33cm
約5㎏
ショップジャパンで販売されていた「エアウエーブフライヤー」よりも、全体的に20%以上コンパクトになっています。
今までのノンフライヤーは、炊飯器よりも大きいものでしたが、カラーラはA4(210×297)サイズよりも一回り大きいくらいです。
ただし、設置場所は「本体サイズ+空間」で考えないといけません。
カラーラ設置注意点
カラーラは、本体の中で最高200度の熱風が循環して食材を加熱する調理器です。
本体裏面にある排気口から高温の蒸気が出るため、本体わきの吸気口と排気口をふさがないように設置しないといけません。電子レンジや炊飯器の設置方法と同じですね。
設置するときには、本体の背面、両面、上部からそれぞれ10cm以上あけないといけないため、キッチンの位置を決めて購入を予定している場合には、あらかじめ置き場所のサイズをきちんと測ってからがいいですね。
カラーラ取り扱い
カラーラはメイン本体、セパレーター(仕切り板)、バスケット、バスケットパンに分かれています。
セパレーター、バスケット、バスケットパンは、取り外して食器洗浄機で洗うことが可能ですが、フッ素コート素材で汚れがさっと落ちるので水洗いでも十分きれいになりました。
ウインドキャッチャー
上記写真のバスケットにある細い線(ウインドキャッチャー)が、食材を美味しく仕上げる秘密です。
ウインドキャッチャーとは
カラーラは、本体の中で最高200度の熱風が循環。バスケットにあるウインドキャッチャーが理想的な対流を作り、食材全体をむらなく一気に加熱。だから食材の表面に膜を作って、うまみを中に凝縮。食材自身が持つ油で、外はカラッと、中はジューシーな揚げ物が、素早く作れるんです。このウインドキャッチャーがあるのは、カラーラシリーズだけ。(ショップジャパン公式サイトより)
カラーラ特徴
温度調節ダイヤルで60℃から200℃までの調理温度調節が可能。
メインの料理は本体に時間と温度の記載があります。
- からあげ 180℃/10分
- 焼き魚 180℃/5分
- ドーナツ 180℃/5分
- トースト 200℃/4分
- エビフライ200℃/8分
- とんかつ 200℃/15分
- フレンチフライ200℃/18分
ほとんどの調理が180~200℃ですが、低い温度ではこんなレシピがありました。
- ローストビーフ 70℃/45分
- 鶏ハム 100℃/20分
- ドライフルーツ・ベジタブル 100℃/30~60分
それでは実際にこれらを作ってみた感想を紹介しますね。
カラーラわが家の評価
【焼き鮭】◎
おにぎり用の激辛紅鮭なので白っぽいですが、簡単に焼きあがりました。グリルだと焦げてしまいますが、タイマーも付いているので安心です。煙もほとんど出ないのがいいですね。
私は魚の焼いた後の臭いが苦手なのですが、後処理も簡単でこれは便利!
【とんかつ】△
半信半疑の初揚げ物ですが、ちゃんと出来上がっています。衣もべたっとせずちゃんとした「とんかつ」です。ただ、お弁当用に作ったヒレカツは、時間がたつとお肉が固くなってしまい不評でした。
朝のカツサンドなど、ササッと食べるものに関しては全然使えます。
とんかつを作った後にバスケットを外してサッと拭くだけで汚れがとれ、揚げ物なのに後処理が簡単なのがいいですね。
【からあげ(胸肉)】△
余っていた胸肉があったので、醤油・酒・ニンニクなどで下味をつけ、小麦粉と片栗粉を半混した衣で作りました。揚げてないのでさっぱりとしたからあげです。
やっぱり油で揚げたほうが美味しいかな。
材料を並べる前に、オイルスプレーをシュッとしています。
食材自身が持つ油で、外はカラッと中はジューシーな揚げ物が素早く作れるのがウリなので、胸肉よりも脂身のあるもも肉のほうが美味しかったのかもしれません。次回はもも肉で挑戦してみます。
市販のチキンナゲットは、とても美味しく仕上がりました。
【トースト】◎
ダイヤル式のタイマーなので、ピタッと4分に合わせていなかったようで、少し色が濃くなってしまいましたが、「トースト」はさっくりしていてとても美味しい!
「ロールパン」も少し温めただけで、中がふんわりとして、わが家で使っているデロンギのトースターよりも美味しく温まります。
ただ、食パンはカットしないと1枚しか焼けないのが残念ですね。
焼きおにぎり◎
残ったあまりご飯で作る「焼きおにぎり」もとっても簡単。
セパレーターで区切ってヒレカツと一緒に作れば、カツサンドと焼きおにぎりが同時にできて、朝の支度も楽ちんですね。
【フレンチフライ】◎
おやつによく食べるスーパークリスピーポテト。
全く油を使わないのにカリカリに仕上がり、油で揚げていた時よりも美味しく仕上がりました。これならこども達でも自分で作れますね。
ただ、調理時間が油で揚げた時の倍かかります。
絶品ポテトチップ ◎
わが家はスターバックスのポテトチップスが好き。
よく、レストランでハンバーガーに添えてあるような、素朴なサクッとしたポテトチップスは、自宅でも作ってみようと何度か挑戦したのですが、油で揚げるとベタッとして重くなってしまいました。
早速、カラーラーで作ってみることに。
ジャガイモをスライして、カラーラ140℃で約15分加熱するだけ。
サクッと音がするポテトチップスの完成です。
とても美味しいのですが、油を使わないと振り塩がからみにくいので、加熱前に並べたジャガイモにオイルスプレーをしました。
これは美味しいので是非作ってみてください。
「天ぷら」も作ることができる?
からあげ、フライは問題なく作れましたが、3大揚げ物「天ぷら」はどうでしょうか?
粉やパン粉と違い、天ぷらの衣はゆるいのでさすがに無理でしょと思ってたら、天かすを衣にしたり、海苔や青じその上にかき揚げの材料をのせたりと、ノンフライヤーでも作ることができる天ぷらレシピが紹介されていました。
カラーラレシピブックには、油で揚げた場合と比べた比較カロリーが書いてありますが、かき揚げは天ぷらは1人前約160キロカロリーオフになるようです。
油の取りすぎを防ぎ、肥満予防にもなりますね。
カラーラはマルチ調理器
使っていて気付いたのですが、カラーラってどこにも「ノンフライヤー」とはどこにも書いていません。
- 炒め物
- 蒸し焼き
- 煮物
- グリル
- ホイル焼き
- ドライ料理…
揚げるだけでななくてマルチ調理器具。
グリルで魚を焼いたり、トースターとして食パンを焼きながら一緒に卵と野菜を調理したり、七輪の替わりにお餅を焼いたりとその用途は様々です。
一度セットしてしまえば、タイマーで自動調理が可能なので、ほかの作業をすることができるのがとっても便利。朝の忙しいお弁当作りには活躍間違いなし。
ただし、一度に作れる量が決まっていて、調理時間が火を使うよりも長めなので、我が家のように育ち盛りの男の子が二人もいる大量な夕食づくりには、油で揚げてしまったほうが早いかな。
余った鶏むね肉で即席焼き鳥(塩味)を作ったり、揚げなすや揚げ豆腐もなかなか美味しくできましたので、手間をかけずに食卓に並ぶおかずの数が増えました。
面倒な揚げ油の処分もありませんし、油跳ねもないので後片付けが楽ちんなのがいいですね。
揚げ物や焼いたものの温め直しは、電子レンジよりもさっくりできます。
カロリー制限で油を控えたい家族がいたり、お惣菜を食べることが多い家庭には向いていると思います。また、1台でいろんなお料理を作ることができるので、ひとり暮らしの方にもそおすすめしたい調理器具です。
カラーラの商品詳細動画を是非ご覧くださいね。
欲しくなるので気を付けて( *´艸`)
ショップジャパン ▶ カラーラ
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