
KINGP PRO
電気圧力なべ「プレッシャーキングプロ」をいただきました。
圧力鍋歴25年、3日1回以上は活用しているヘビーユーザーの私。独身の頃、なけなしのお金をはたいて購入したドイツの圧力なべ「WMF」を未だ愛用しています。(現在は2代目)。
プレッシャーキングプロは、イギリス製の電気圧力なべで、通販サイト「ショップジャパン」の取扱商品です。
圧力なべと電気圧力なべの違いや収納サイズ、料理を作った感想など、実際に使ってみないとわからない点がたくさんありました。
正直に辛口で紹介するので、購入前に検討している方に読んでいただけると嬉しいです。
圧力なべと電気圧力なべの違い

KING PROとWMF圧力なべ
左がプレッシャーキングプロ、右が愛用中のWMFの圧力なべ。
「圧力鍋って怖い!!」という声をよく聞きますが、ピストンがグルグルし、シューッシューッと音がする圧力なべは私も怖い!WMFの圧力鍋はそれがないので気に入っています。
圧力鍋って本当に便利なんですよ。
ビーフシチュー、モツ煮、角煮やチャーシューなどブロック肉や、固いスネ肉の煮込み時間短縮はもちろん、トウモロコシやサツマイモを圧力なべで蒸すと甘くなるので、我が家ではかなり出番の多いお鍋です。
もちろん圧力をかけずにパスタをゆでたり、深鍋としても使用しています。
電気圧力なべ「プレッシャーキングプロ」をいただいたので、圧力なべを愛する私がその実力を比較してみました。
圧力鍋は「WMF(ドイツ)」、電気圧力なべは「プレッシャーキングプロ(イギリス)」のヨーロッパ選手対決です。
機種 | KINGPRO | WMF |
---|---|---|
使用 | ||
タイマー機能 | ||
取扱い | ||
炊飯 | ||
蒸す | ||
煮込(無加圧) | ||
温めなおし | ||
無水調理 | ||
お手入れ | ||
製品保証 | ||
価格 |
※ショップジャパン購入の場合、39日間の返品保証、特典として+4年延長保証あり。保証期間後は有料修理あり。
プレッシャーキングプロ

プレッシャーキングプロセット内容
【セット内容】
- 本体(うちなべ)
- 電源コード
- しゃもじ
- 計量カップ
- 人気のレシピ集
全てセットになっているので、特に追加して購入するものはありません。

内ぶたパッキン
圧力鍋といえば一番ダメージを受けるのが内なべのパッキンですが、破損があった場合はカスタマーサービスに連絡して交換できます。
大きさや収納場所は

幅28.5×奥行27.3×高さ29.5cm
気になる大きさですが、プレッシャーキングプロの高さは、1リットル牛乳パックより少し大きいくらい。
我が家のキッチンは引き出し収納なので、普段あまり使わない引き出しにしまっています。高さがあるのでちょっと場所をとりますね。
煮豚(チャーシュー)を作ってみました。

左:KINGPRO/右:WMF
時間がかかる煮込み料理といえば煮豚(チャーシュー)でしょうか。
息子たちが好きなので、ブロック肉に半額シールが貼ってあれば必ず買ってきて、圧力鍋で作ります。
ふたつの鍋で作り方を比べてみました。
- いつもは豚バラ肉ブロックですが、今回は脂の少ない肩ロースを使用
- 電気圧力鍋とあわせるため下茹でを省略
- レシピはプレッシャーキングプロ「人気のレシピ集」を参考にしました。
【材料】
- 豚肩ロースブロック 400g前後
- 水 200ml
- 醤油 100ml
- 酒・みりん 各50ml
- 砂糖 大2
- ネギ・ショウガ
- 玉子 2個
WMF圧力鍋の調理時間

WMF圧力鍋
WMFの圧力鍋は圧力がかかり始めるとピンがあがり、火を止め加圧終了になるとピンが下がります。
- 予熱 3分15秒
- 加圧 20分
- 余熱 8分15秒
- 煮込 15分
調理時間 46分30秒
プレッシャーキングプロの調理時間

プレッシャーキングプロ
プレッシャーキングプロも小さな赤いピンが上がるとスタート、下がると終了です。
- 予熱 5分50秒
- 加圧 30分
- 余熱 27分
- 煮込 15分
トータル 77分50秒
ふたつの鍋で同時にチャーシューを作った場合の比較表
機種 | KINGPRO | WMF |
---|---|---|
予熱 | ||
加圧 | ||
余熱 | ||
煮込 | ||
調理時間 | ||
煮汁 | ||
ジューシーさ | ||
片付け | ||
使いやすさ |
プレッシャーキングプロのここが気になる
予熱・余熱時間が長い
公式サイトには「調理時間は最大1/10に!」と書かれていますが、その下に注意書きで予熱時間は含みませんと書かれています。じゃあ、その予熱時間ってどのくらいかかるのかが気になりました。
使ってびっくり!圧力鍋と比べて予熱も余熱も倍以上、とくに冷却までの時間が長いので、使い方を間違っているのでは?と心配になるくらいピンが下がらず。
30分も調理時間の差があったので、プレッシャーキングプロで調理中、圧力鍋で作った肉は煮汁に浸しておきました。
長い……とは言っても、普通の鍋で肩ロースのブロック肉を柔らかくするのは時間がかかるので、それに比べたら確かに「時短」ですね。
ボタン操作が面倒

下ごしらえボタンで調理
クイックタッチテクノロジー、ボタンを押すだけで簡単です!とありますが、私はこのボタン操作が一番気になりました。
プレッシャーキングプロで加圧終了してから煮込む場合、ふたを開けたまま「下ごしらえ/肉」ボタンで調理しますが、なんとこのボタン無加圧だと3分で止まってしまうため、キャンセルを押して、またボタンを押して……、15分煮込む場合にはそれを5回も繰り返さないといけないのです。まさか料理中に忘れないように「正」の字を書くとは思いませんでした。
そして、操作に慣れていないとボタンがすぐに戻ってしまうため、なんども操作をやり直し手間がかかりました。
どこでも使えるが空間も必要
電源のある場所ならどこでも調理できますが、電子レンジのように製品の背面・両側面からは10㎝、上部に30cm以上の空間が必要です。
プレッシャーキングプロのここがよかった
お肉がジューシー

左:KINGPRO/右WMF
写真だとわかりにくいのですが、切ってすぐプレッシャーキングプロは肉汁が出てきました。それに比べてしまうとWMFはパサついた感じ。
息子たちに食べ比べさせたところ、プレッシャーキングプロのほうがジューシーだという感想が。
片づけが簡単

左:KINGPRO/右WMF
プレッシャーキングプロは、鍋と内ぶただけを取りだして洗えるので、片づけが簡単です。ただし、食洗器はNG。
お年寄りにも安心
実は私、最近とても忘れっぽくて、鍋を火をかけっぱなしで忘れてしまい、ヒヤッとした経験が何度かあります。だから、電気圧力鍋は私のような物忘れが激しい人や、ひとり暮らしのお年寄りには安心だなと思いました。
調理中に別の作業ができる

調理中に別の作業ができる
今回は時間を計測するためずっと鍋の前にいましたが、時間がかかってもスイッチを入れればその間は放っておくことができるので、別の作業ができます。
待ち時間に「麻婆豆腐」を作っても時間が余ったので、キッチンの掃除などをしていました。ガスを使う圧力鍋だと放ってはおけません。
プレッシャーキングプロなら、お子さんが小さい場合は一緒に遊んだり、お風呂に入れたりと、同時に別の作業ができるので「時間を有効に使う」ことができるのはいいなと思いました。
プレッシャーキングプロを使った感想まとめ
夕方忙しく家に帰ってきて、ご飯がすぐにできるのか?と聞かれたら、答えは「NO」。予熱時間を考えれば正直「時短家電」とはいいにくい。
ただ、調理時間はかかりますが、火を使う調理と違い目を離すことができるので、加圧している間は別の作業ができるのはいいなと思いました。
簡単使い方ガイドはついていますが、ボタン操作を覚えて使い慣れるまでは大変そうです。逆に使いこなせれば便利でしょうね。

クイックタッチテクノロジーボタン
WMFは圧力鍋独特の加圧音が少ないのが気に入っていましたが、プレッシャーキングプロはもっと静かでした。圧力鍋が怖くて使えないという人にも向いていると思います。
また、高齢化社会にも対応している家電ですね。
以上、私がプレッシャーキングプロを実際に使って感じたメリット、デメリットです。
生活スタイルや食生活でも使い方が違います。ショップジャパンの製品は、使った後でも39日間返品OKなのでまずは使ってみてはいかがでしょうか?
追記 公式サイトではプレッシャーキングプロを購入すると、特典特がついていました。楽天、Amazon、ヤフーショッピングでもショップジャパン公式店舗がありますが、キャンペーンによっては公式サイトが一番お得ですね。
- プレッシャーキングプロ 14,700円
4年延長保証
『おまかせレシピ100』本(2,000円) - ハンディーブレンダー(5,000円)
- 蒸しプレート(3,500円)
- セラフィットライト(3,000円)
※2019年4月現在の特典です。
最新の情報は公式サイトでご確認くださいね。
※この記事は商品提供いただき執筆しています(協力/ショップジャパン)
☟ショップジャパン「3000円」クーポンプレゼントキャンペーンあり。
4/15(月)~5/7(火)9:59まで
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