
LEGO WE DO 2.0 ざうるすさん
レゴ WeDo 2.0 for homeは、5歳から始めるプログラミングロボット。
遊びながらプログラミングにふれることができる知育玩具です。
2020年の小学校教育プログラミング科目の必修化に伴い、ロボット教室やキッズプログラミング教室などが増えていますが、次男が小学生の頃には教えてもらえるところを探してもほとんどありませんでした。つい5年前のはなしです。
ロボット教室に通っていた次男はこの春高校生に、レゴ大好き長男は某国立大理工学部2年生になりました。大学でもレゴを組み立てる授業があるそうです。ふたりとも理系男子に育ちました。
今回ふたりにレゴ WeDo2.0 for homeで遊んでもらい、素直な感想を聞いてみました。特に次男は今までほかのレゴ教材を使ったことがあるので、懐かしかったようです。
今まで使用したプログラミング・ロボット教材
- レゴ マインドストームEV3/ロボット教室
- Scratch・レゴWE DO ワニ他/キッズプログラミング教室
- ロボティクス プロフェッサー コース【ロボット博士養成講座】
- iPhone アプリ作成/夏休み単発教室
- 電動知育ブロックIQKEY/自宅
- マイクラッチ/自宅
今回使用した教材
- レゴWEDO 2.0 for home
レゴ WeDo 2.0 for homeとは

レゴWeDo2.0
レゴWeDo2.0は、レゴブロックとモーター、センサーなどを使ったプログラミング学習セット。パソコンやタブレットと合わせて使います。
レゴを使ったプログラミングといえば「マインドストーム※」が有名ですが、次男もプログラミング教室で使っていて、とても楽しそうだったのを覚えています。
今思えば、キッズプログラミングやロボット教室の先生は、この教材を使っていたのですね。for homeシリーズでは先生に教えてもらう代わりに、パソコンやタブレットに従って自宅で学習することができるので、近くに教室がない、通う時間がないという方にも向いています。
お子さんがYoutubeをみていたり、ゲームばかりやっているなら思い切って与えてみると、目がキラーンとなるかもしれませんよ。
楽しいホームスクーリングテキスト

レゴWeDo2.0 テキスト
ホームスクーリングのテキストは
- ワークブック4冊
- 保護者用サポートガイド1冊
WeDo2.0のソフトウエアを、パソコンやタブレットにダウンロードして進めていきます。ダウンロード方法は、サポートガイドに詳しく説明があるので安心です。
高校生の次男は、説明書を読まずにiPad proにアプリをダウンロードしていました。今の子は直感的になんでもできて本当にすごいわ。
基礎となるスマートハブの動かし方

レゴWeDo2.0 スマートハブ
全てのロボットの脳みそとなる「スマートハブ」を作り、パソコンやタブレット端末(我が家はiPad pro)とBluetoothで通信して連動させます。

レゴWeDo2.0 Bluetooth接続
レゴWeDo2.0を遊ぶときには、毎回はじめにこのスマートハブとパソコンやタブレット端末を接続をしていきます。
280個の専用レゴブロックパーツ

レゴWeDo2.0 ブロックパーツ
基本セットには、280個のブロックパーツがついていますが、分別収納箱の内側にパーツシールがついているため、整理整頓しやすいのはとてもいいなと思いました。
実際にレゴで遊ぶときって、使いたいブロックを見つけるのが大変なので、どこに何があるかがわかると作業に集中できるので楽しく、何回か遊ぶとパーツの場所も覚えるので、片付けるのもラクチンだそうです。
小さいお子さんなら、次に遊ぶときのために「きちんとかたずける」という習慣も身に付くのも嬉しいですね。
動画に沿って組立てプログラムをつくる

レゴWeDo2.0 マイロ組み立て
ワークブック1号の遠くにある場所を調査する「科学探査機マイロ」(難易度★★)を作成中。レゴは得意なのであっという間に完成しました。

レゴWeDo2.0 科学探査機マイロ
マイロが2秒前進するプログラム。
我が家はタッチパネルで指でドラッグできるので、モーターブロック(緑と赤の画像)の設定も簡単でした。小さなお子さんはタッチパネルが簡単でいいかも。
動くだけでなく、植物を見つけたら自動で止まるプログラムを組んだりもできるため、自分で作ったブロックが、自分の命令で動く楽しさはきっと感動モノでしょう。
自分で考え、解決する力が身につく

レゴWeDo2.0 しゃくとりくん
ワークブック2号の屈伸運動で前進する「しゃくとりくん」(難易度★★★)。
かかる時間30分と書かれていますが、5分くらいで作ってしまいました。

レゴWeDo2.0 しゃくとりくん
ただ、細かいパーツも使うので、小学生のお子さんは一緒に見ていてあげたほうがいいかもしれません。レゴWeDo2.0で作れるロボットの中で、一番動き方がかわいかったです。※動画は最後に掲載。

LEGO WE DO 2.0 ざうるすさん
モーションセンサーを使ったり、鳴き声をあげたり、思っていた以上にできることが多かったのには驚きました。
ワークブックにある4パターンだけでなく、オリジナルの作品を作ることで創造力が自然と身につく、まさに学校のプログラミング必修化で求められている「自分で考え、解決する力」が身につきますね。
みんなの作品すごい☟
レゴWeDo2.0アイデア作品を見る
レゴWeDo2.0で遊んだ感想
動いている様子を撮影しました。(1分37秒)
よかったところは?
- 複雑なレゴの組み立てが楽しい
- スマートハブで動くのがおもしろい
- オリジナルロボットも作ることができる
- パーツを探すのが簡単で組立てに集中できる
- 教材27,500円(税別)は月謝と比べて格安(母)
- 教室に通う手間がない(母)
- ほかの習い事が忙しくてもできる(母)
- 兄弟で使える(母)
気になったところは?
- アプリのインストールに時間がかかる
- 年齢によっては簡単すぎる
- レゴマインドストームEV3
のほうがおもしろい
- もっとほかのパーツもほしくなる
- 夢中になってやりすぎるケースも
- ディスクトップパソコンだと遊びにくそう(母)
- 使えない端末がある(母)
- おもちゃとしては割高
自宅で学べてメリットがたくさん
息子が通っていたキッズプログラミング教室は、個人レッスンで9720円(月2回/60分)、ロボット教室は9450円(月2回/各90分)でした。別途入会金10500円、教材費+α。
レゴエディケーションの教室だともっとお高めですが、金額の面だけでなく、近くに教室がなくて通うことができないという悩みもありました。
また、個人レッスンでは、enchant.jp+JavaScriptで作るゲームプログラミングを習うところまでやって、中学生になり部活が忙しくなったのでやめました。
もともと自分でゲームを作りたいと言ったので通わせましたが、先生が自分でやってしまうSE気質の方で見ているだけで退屈だったこともあり、教室が選べないのは難しいなと感じていました。
なので、小さいころにレゴWeDo2.0 for homeがあれば、兄弟でも遊ぶことができるし、間違いなく購入していたと思います。
メルカリやヤフオクでも出品されていますが、新品と価格がそれほど変わりません。むしろ、「できたシール・シート」や「表彰状」がついていて、技術サポートもうけられるので公式サイトで新品を購入するのがおすすめです。
「アイデアコンテスト」やロボットプログラミングを楽しむための情報交換サイト「ロボジョイくらぶ」にも登録でき、自宅がプログラミング教室に早変わり。
夏休み前に購入すれば「夏休みの自由研究」にも使えるし、普通のおもちゃと比べるとお高めなので、入学式のお祝いにジジババにおねだりしてみるのもいいかもしれません。喜んで買ってくれると思いますよ。
2019年4月25日(木)までの4大特典
- ワークブック5号(1000円相当)
- オリジナル図書カード(500円分)
- 『プログラミング教育ってなに?親が知りたい45のギモン』
- 非売品ミニフィグ Max&Mia
レゴWeDo2.0の製品詳細は、アフレルの公式サイトでご覧いただけます。アフレルは教育機関向け教材を販売したり、ロボコン『アフレルスプリングカップ』も毎年開催している会社です。
近くでイベントがあれば体験してみてくださいね。
※この記事は商品モニターとして執筆しています。(商品協力/Afrerl)
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