三越お中元ギフト内覧会レポート続きです。過去記事はこちら


今回は、私に「さすが三越!」と思わせた商品を紹介します。
おいしいだけではなくて、調べれば調べるほど奥深い商品でした。
加賀藩御用菓子司 森八のスウィーツ
「2015年三越お中元ギフト内覧会」の会場中央で、ひときわ目を引いていたのが『森八』の上品なグラススイーツ。
三越オンラインでのお中元おすすめランキング2位の商品です。
実は私、こちらのブースで大失敗をしてしまいました。
あまりにきれいなスイーツなので、グラスに吸い寄せられるように近づいたら、なんと取材中のカメラの前を堂々と横切って、プレスの方から注意を受けてしまいました。本当に申し訳ありません(>_<)バカバカ
普段は人が写真を撮ったり、お話しをしている前など絶対に通りませんが、ゼリーしか目に入っていなかったのかな。
失敗してしょんぼりとしていたら、女将さんに声をかけていただきました。
「ご試食だけでも…」と。
品があって素敵な女将さんにうっとりです。
本も出しているそうですが、サイトで人となりを拝見し、すっかりファンになってしまいました。
能登の宝ゼリー
「加賀藩御用菓子司 森八」は、1625年(寛永2年)創業の金沢市にある老舗和菓子店です。
そんな名店が作った上品で清涼感のあるスウィーツ。
能登の大納言小豆の上に、赤崎いちごのペーストを包んだ宝達葛の葛玉と、能登ミルクを練り込んだ葛玉をのせて、すべてがゼリーで包まれています。
赤字をみてお分かりになると思いますが、使用している材料は、すべて能登の名産品です。
今年の三越のお中元では、北陸新幹線の開通に伴い、石川県能登にある老舗旅館「加賀屋」や和菓子店「森八」などと共同で開発した限定商品を多く揃えたのだそうですよ。
お楽しみの試食タイム♪
私は葛湯が大好きなので冬にはよく飲みますが、夏のお菓子は冷たくすると、つるんとしたのど越しの良い食感を楽しむことができますね。
女将さんが「娘なんですよ」と嬉しそうにご紹介くださった職人さんは、笑顔が素敵で女将さんにそっくりなきれいな方でした。
能登の宝ゼリーのお話しを伺った時に
「ひとつのお味だけではなくて、次に何が出てくるか女子は楽しみじゃないですか」
とゼリーに込められた女性らしい想いが伝わってきました。
女性ならではの感性で、食べる人の気持ちを考えて作られているからこそ、見た目も美しいスウィーツができたのですね。
森八のスウィーツますます楽しみです(*^_^*)
おふたりツーショットのニュースはこちらでご覧いただけます。
私が横切ってしまったニュースだわ(o´_`o)ハァ・・・
宝達葛(ほうだつくず)
加賀藩御用葛として重宝された高級品「宝達葛(ほうだつくず)」
それを贅沢に使用した「森八の葛きり」にはファンが多くて、一路真輝さんのおめざとしても紹介されています。いつもお取り寄せをして食べているのだそうですよ。(2013年1月13日はなまるマーケット)
宝達葛の作られる宝達志水町は、金沢市のすぐ上に隣接しています。
雪が降り積もる厳寒の中、冷たい宝達山の伏流水で作られるため、香りと粘りの強さに特徴があるそうです。
宝達葛は品質の高さと希少性の高さによって
既に「知る人ぞ知る逸品」となっています。
宝達葛は紛れもなく地域の宝物。
(「高級食材 宝達葛」より)
伝統的な手法で商品生産を行っているのは、現在では日本で宝達葛だけなのだそうで、その手間を考えたら宝達葛の生産者の方が「価値のわかる方に食べてもらいたい」というのも納得です。
そんな葛を玉にして、「赤崎いちご」のペーストをくるんだり、「能登ミルク」を練り込んだりと能登の食材がふんだんに使われていて、まさに日本で初めて「世界農業遺産」として認定された「能登の里山里海」の一品ですね。
その恵みをギュッと詰め込んだ宝物のようなスウィーツは、三越伊勢丹だけの限定です。
お中元のギフトはもちろん、ご自分用のお取り寄せとしても是非召しあがってみてください。
7個入り 本体3,000円(税込3,240円)
12個入り 本体5,000円(税込5,400円)
※7/11現在 三越伊勢丹終了です。
三越(恵比寿)で確認したところ、店頭でのお申し込みはまだできるそうですが、数がかなり少ないのでお問い合わせしてからのほうがよいとのことでした。
楽天市場にも「森八」のゼリーはありますが、イチゴは入っておりません。
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