12月になると9月に権利取りした株主優待が次々と届くので楽しいですね。
長男は自分名義のビックカメラの優待で「Google Home mini」を購入、次男はお小遣い(配当金)を足してスイッチのゲームソフトを買っていました。
私はプリンターが壊れたので、ノジマの優待券で買いました。
毎週レストランや居酒屋で食事ができるのも株主優待のおかげ。
そんな優待大好きな私ですが、12月3日(日)日経新聞本社ビルで行なわれた「桐谷さんが教えるはじめての株主優待」トークショーに行ってきました。
「桐谷さんが教えるはじめての株主優待」トークショー 12月3日(日)開催
~J:COMご加入者限定~
「楽しく聞けて、役に立つ!」
書籍や各種メディアで活躍中の桐谷さんに、株主優待の魅力についてお話いただきます。
応募はこちらから⇒https://t.co/yFv5Kv9TAp pic.twitter.com/yqIMfMUZQN— 日経CNBC (@NIKKEI_CNBC) 2017年11月6日
J:COM会員限定の応募条件にも関わらず、50組抽選に対して1000組2000名以上の応募があったとのことで、桐谷さんの人気の高さがうかがえます。
イベント当日、「桐谷さんのイベント行ってきました」とFacebookにつぶやいたところ、お友達から「桐谷さん大好き!」という声がとても多くて驚きました。
株式投資をしていなくても、マツコ・デラックスさんの「月曜から夜更かし」を見てファンになった方も多いみたい。お人柄でしょうか。
今回のイベントは、私の大好きな「日経CNBC」のタイアップ。
「日経CNBC」を毎日欠かさず観て、独学で投資のことを覚えたので、本当にお世話になった番組です。
800銘柄を保有する桐谷さん
2007年にプロ棋士(7段)を引退。プロ棋士の頃から行っていた株式投資が、バブル期には評価額が約3億円を達成。バブル崩壊に資産が目減りして、船井電機の信用取引で大損し、株主優待生活をスタート。現在800銘柄以上を保有する日本一の株主優待王。
『月曜から夜更かし』で、自転車に乗って優待券を使い切るために爆走する姿が人気に。
当日も株主優待でもらったトータルコーデで壇上し、アディダスのリュックを背負ったままでお話しされていました。
- 上着:マックハウス(7603)
- シャツ:ヒマラヤ(1093)
- ズボン:山喜(3598)
- スニーカー:ジーフット(2686)
- パンツ:アルペン(3028)
- 眼鏡:JINS(3046)
リュックの中も優待品ばかり
- 優待財布:JALUX(2729)
- 携帯:ソフトバンク(9984)
- キティちゃんのタオル:サンリオ(1880)
- ティッシュ:日本製紙(3863)
- 髭剃り:ビックカメラ(3048)
- コエンザイムQ10:フォーシーズ(3726)
- ペットボトルカバー:キャンドゥ(2698)
ベルトやリュック、水筒、中のコーヒーも全部優待品。
カタログギフトでもらったものなので、何の銘柄かは忘れてしまったそうです。
「株主優待財布」も見せていただきましたが、ジャバラのしきり毎に、12月末期限、1月期限…期限なしと分けて、たくさんの優待券が入っていました。
12月で期限切れの優待券の中に、「すみだ水族館」とかあったけど、ご多忙の中行けるんですかね(;’∀’)
もちろん自宅にもたくさんの優待品が届くそうですが、先日は床がぬれているなと思ったら、シャインマスカットが腐ってしまっていたのだとか。もったいなーい(分けてほしいわ)。
個人投資家こそ株主優待を
トークショーは撮影や録画ができなかったので、覚えている範囲でご紹介。
「株主優待は、100株1単位を持っている人が一番利回りがよい。だから個人投資家が一番メリットがある」とおっしゃっていました。
ちいさな単位を1単位持っていれば優待がもらえるというのが日本独自の株主優待制度。
国内に住んでいる人だけが受けられるものなので、外国人投資家はもらえませんし、大金持ちの人もメリットはありません。
だから、たくさん株を持つ人からは「優待をやめて配当を増やせ」という声も多い。
でも、会社に不祥事があって普通なら株価が暴落するような時でも、株主優待がほしい個人投資家が支えてくれるので思ったほど下がらない。新規で優待を設定すると値上がりする銘柄も多いので、優待を出す会社が増えてきているのだそうです。
マクドナルドの時もそうでしたね。
投資金額は足元にも及びませんが、私も株主優待を楽しんでいるので、桐谷さんのおっしゃることにとても共感しました。
頭の中に株価やチャート、年代背景がすべて入っている
桐谷さんはさすがもとプロ棋士、頭がよいのがすぐにわかりました。
いろんな株主優待銘柄のはなしの中で、チャートを見ながら解説されましたが、株価の推移や年代、利回り計算も数字がスラスラと出てきます。
桐谷さんがおすすめする優待銘柄は、配当と優待を合わせて4%以上の利回りのあるもの。
アベノミクスでかなり株価が上がってしまったため、利回りは減ってきていますが、探せばまだ200銘柄くらいはあるそうですよ。
サービス精神も大変旺盛で、50組の参加者全員とひとりずつ写真を撮ってくれました。
お金がないと株は買えない?
よく「お金がないから株なんかできない」という方がいらっしゃいますが、息子たちは小さなころからお正月にもらったお年玉や、帰省した時にもらうお小遣いなどでコツコツと株主優待の株を増やしてきました。
祖父母からお小遣いをもらうと「これ入れてきて!」と1000円預かっては通帳に入れて、たまったら株式口座に移してきました。
3万円で買ったビックカメラの株は、優待と配当だけですでに元は取れていますが、そんな自分名義の株を10~12銘柄保有しています。
長男はもうすぐ18歳。
ジュニアNISAを解約したら、本人に全部渡して好きにさせる予定です。
当時はお金がなかったけれど、子どものお金に手をつけなくてホントよかったわ(苦笑。
初めて株式投資を行う場合、どの銘柄を買ったらよいのか迷うものですが、まずはどんなものがもらえるのかパラパラと見るだけでも楽しいです。
今は株高で多くのの銘柄が値上がりしてしまったため、5万円以内で買える株は少なくなってしまったので、すぐに買わずにチャンスを見極めた方がよいかもしれませんね。
『株主優待ハンドブック』(日本経済新聞出版社)は、いろんな優待銘柄だけでなく、桐谷さんが教える株主優待の心得も書いてあるのでおすすめです。
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