1月29日の毎日新聞で、春商戦に向けた携帯各社のニュースが出ていました。
NTTドコモは29日、携帯電話のデータ通信を家族で分け合える「シェアパック」の最安価格を従来の月9500円から3000円引き下げると発表した。定額通話プランとのセット割引を組み合わせると、1人当たり5000円未満になる。総務省の値下げ要請を受けての対応で、ソフトバンクも低額プランを打ち出しているほか、KDDI(au)も検討中。春商戦に向けた各社の施策が出そろいつつある。
NTTドコモのシェアパックはこれまで、月9500円(データ通信10ギガバイト分)が最安だったが、5ギガバイトで6500円のプランを新設した。「1回5分以内ならかけ放題」のプランを組み合わせると、3人家族の場合は1人4500円になる。
(毎日新聞2016年1月29日)
年末、政府から携帯料金見直しの指示が出たため、3社ともに携帯料金の低価格プランの設置をすることになりましたが、それに伴いスマートフォン端末の実質0円がなくなると騒がれて年末駆け込みで乗り換えする人がとても多かったのですよね。
我が家も年末に乗り換えようとお店に話を聞きに行ったりしていましたが、結局間に合わなくて今月になってしまいました。でも、乗り換え時に「学割」が始まったので、12月にするよりも安く乗り換えることができました。
店頭一括で払ってきたiPhone6Sの端末代金は、1台あたり5,120円、さらに端末月々支払額が-3060円なので、月々の使用料から毎月この分差し引かれます。複数乗り換えだったので、最終的な割引は1台当たり69120円でした。
iPhone6だと支払いは0円で、さらにauウォレットでのキャッシュバックがあるみたいです。
まぁ、1月にやったほうが結果オーライだったのですが、もしかすると0円はなくても一旦落ち着いたら1円とかでまた出てくるかもしれないし、先のことはわかりませんね。
「端末実質0円がなくなりますよー」と言っても、料金プランが月々3000円安くなると考えれば、2年間で72000円(3000円×24か月)安くなるので、スマートフォンの価格が10万円前後だとすると、実質端末料金が1~2万円値上げするということなのでしょう。
乗り換えをしないロングユーザーにとっては、料金の値下げは嬉しいですね。
3社とも値上げは難しいので、すでに携帯を持っているユーザーではなく、学生に狙いを付け、各社25歳以下にはデータ通信料をプレゼントをするなどして、顧客確保に乗り出たようです。
各社わかっている範囲でまとめてみました。
NTTドコモ
低料金プラン
家族でデータ通信を分け合える最安プランを9500円から6500円に引き下げ。通話定額料とのセットで1人当たり月5000円未満になる。
学割
25歳以下には3年間データ通信(月6G)をプレゼント
端末価格
iPhoneなど実質0円で販売していた一部の端末を1万~2万円に値上げ
au
低料金プラン
データ通信と通話定額とのセットで月5000円以下に?
学割
25歳以下にはデータ通信(月5G)を26歳の誕生月までプレゼント
端末価格
iPhoneなど実質0円で販売していた一部の端末を1万~2万円に値上げ?
ソフトバンク
低料金プラン
データ通信と通話定額とのセットで月4900円に
学割
25歳以下には3年間データ通信(月6G)をプレゼント
端末価格
iPhoneなど実質0円で販売していた一部の端末を1万~2万円に値上げ?
昨日の夜、家電量販店の前を通ったら、19時過ぎなのに駆け込みのお客さんがたくさん待っていました。携帯ショップの路面店の駐車場も車の入庫待ちで朝から並んでいたし、今日なんて終わるのでしょうかね??
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