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キモかわいい海のスーパーフードで翌朝肌がつやつやに!ホヤナイト2017

南三陸より届いた新鮮な”ホヤ”を楽しむ「ホヤナイト2017」。

ホヤを食べるのはもちろん、生のホヤをみるのもはじめての私。

ナウシカに出てくるオウムのようなフォルムに驚きましたが、よく見ると……か、かわいい。キモかわいいってやつですね。

さばき方から調理法まで教えてもらい、美味いホヤ料理を堪能してきました。

ご一緒した美容に詳しいブロガーさんから、「去年のホヤナイトでたくさんホヤを食べた翌日、お肌がつやつやになった」と聞いてますます楽しみに。

知らないともったいない!海のスーパーフード「ホヤ」についてご紹介いたします。

”ホヤ”ってなぁに?

ホヤ貝っていうくらいだから、ずっと”貝”だと思っていました。

ホヤは尾索(びさく)動物。

尾索動物とは、ヒトなどの脊椎動物に近いグループなのだというから驚きです。

「貝ではない」ということがわかっただけでも、ホヤナイトに参加した甲斐がありました。

ホヤラブなふたりから愛のレクチャー

ホヤナイトは、ただホヤを食べるだけのイベントではありません。

ホヤ男爵から詳しいホヤについてのレクチャーを受け、和田さんからはホヤの調理方法などを教えてもらい、たくさんの初めてを経験してきました。

ホヤ生産量の80%以上が宮城県産

南三陸志津川港で前日の朝に水揚げされた超新鮮なホヤ(約4㎏)。

日本のホヤの8割以上が宮城産ですが、2011年の東日本大震災で養殖のホヤは壊滅してしまいました。

出荷できる大きさまでやっと育ったと思ったら、今度は韓国の禁輸が続き大量のホヤが廃棄処分に。

震災による津波で壊滅的な被害を受けた宮城県の水産業。名産品の養殖ホヤもその一つだった。 復活に向け努力を続けてきたが2013年、韓国の禁輸措置が実施され苦境に。 新商品の開発などで国内販売は伸ばしたが、最終的に7600トンが販売できず処分する事態に陥った。

韓国の禁輸が解けねば、今年もホヤが大量廃棄に
 (日経ビジネス)

ホヤはキムチの具材として人気があるため、消費先の約7割が韓国なんだとか。

日本人の消費量が少ない理由として、流通経路に問題があるようです。

ホヤは鮮度が命。市場を通して出回っているものだと、どうしても流通経路で時間がかかってしまうため、鮮度が落ちてしまいます。

ホヤナイトで食べたホヤは、南三陸の市場から直送された前日朝に採れた新鮮なもの。

今思えば、初めてなのにこんなに美味しいホヤをいただけてラッキーでしたね。

ホヤってこんなにすごい!

ホヤには、タウリンやグリコーゲン、亜鉛、鉄、ビタミンB12、ビタミンE、プラズマローゲンなどの栄養がたっぷり含まれ、美容と健康にとてもよいとされる食べ物です。

亜鉛はコラーゲンの生成、ビタミンB12は抗酸化作用などがあるので、美容ブロガーさんが翌日お肌がつやつやだったというのもわかる気がします。

実際にホヤナイトの翌朝、化粧のノリがとてもよく、その日は浴衣を着て写真を撮るイベントがあったのですが、一緒に参加したお友達から「肌きれいだね」と褒めてもらえたので、自己満足だけではないみたい。

スーパーフードホヤを取り寄せるには

ホヤナイトで食べたのは、創業昭和24年 山内鮮魚店(ヤマウチ)の殻付きホヤ。

ヤマウチのホヤは1㎏(5~7個)送料込みで1800円、1㎏増えるごとに+600円とお安いです。(2017年7月現在)

一緒に参加した料理人の友達に、市場に売っていたというホヤの写真を見せてもらったところ、ひとつ750円の値札が付いていました。

ホヤを食べるなら産地直送が断然おすすめです。

ホヤを食べよう!

今回のイベントでは、自分でさばいたホヤ刺しをいただきました。

ホヤを殻から出そうとして、そのまま包丁を入れてしまうと、中のホヤ水がブシューーー!!!と勢いよく飛び出て大変なことに。

ホヤのさばき方のコツを教えてもらいました。

ホヤの出っ張りをよく見ると、プラス(+)とマイナス(-)があるのがわかります。

プラスは入水孔、つまりホヤの口。

マイナスは出水孔、肛門ですね。

これを覚えてさばいていきます。

殻付きホヤのさばき方

  1. プラスを切り落として、マイナスからホヤ水を出す
  2. マイナスを切り落とす
  3. プラスの側から包丁を入れて殻を裂く
  4. 指を使って殻から身を外す
  5. 内臓や排泄物を取り除く
    ※苦味が好きな方はそのままでもOK
  6. お好みの大きさに切る

説明を読んでもわかりにくいと思うので、動画でどうぞ!

初心者の方がさばいております。

■動画(2分8秒)

ホヤ料理

参加者が自分でさばいたホヤは、ホヤ刺しでいただき、ほかのメニューは和田さん作ってくれました。

私が初めてさばいたホヤで作ったホヤ刺です。

お醤油なしでこのままいただきましたが、北海道出身の方からご実家ではいつもお酢をかけて食べていたと聞いたので、お酢をたらして半分ホヤ酢にしました。

参加者に一番人気のあったホヤの酒蒸し

プリッとしていて貝のような食感です。

ホヤと青じその冷製パスタ

ホヤのオリーブオイル炒め

ホヤの中にゆで卵を入れて味をつけたホヤ卵は、前日和田さんが作ってきてくれたので、しっかりと味が染みていておいしかったです。

ほや料理のレシピを見る(ヤマウチ)

ホヤナイト2017に参加して

ホヤがいろんなお料理に使えて、こんなに美味しいなんて全然知りませんでした。

実は、ホヤナイトに参加する前に夫から「食べられないと思うよ」といわれていました。

ホヤが苦手という人は結構いるようですが、もしかすると鮮度の落ちたものを召し上がってるかもしれませんね。

海藻のアカモクは、栄養素と効能が紹介されると、それまで浜辺で誰も見向きもされず、船のスクリューに絡まる厄介者だったのに、海のスーパーフードとして大人気になり、アカモク御殿を建てた漁師さんが多いというニュースを見たことがあります。

ホヤもきっかけがあれば人気が出そう( *´艸`)

ホヤについてもっと知りたい方はこちらをどうぞ。

ほやほや学会

また、今回のイベントはYahoo LOAGEのキッチンで行なわれました。

かわいいホヤでキッチンを飾る和田さん。

腰を痛めながらも準備をしたり、細かい心配りに感謝。

追記 自分でさばく自信がない方は、山内鮮魚店さんのお刺身もありますよ。

 

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