DBS東京校(旧ドローンスクールジャパン(DSJ)の無料体験に行ってきました。
ドローンって「大人の高価なおもちゃ」のイメージがあったけど、仕事としての需要は年々増加し、ドローン産業の急成長にパイロットが追いつかず不足する時代がきているみたい。
資格をとれば、すぐに仕事につながるのかしら?受講費が高いのできになるところ。
免許をとればどんな仕事につながるのか、
女性の受講者はどのくらいいるのか、
気になるかたも多いのではないでしょうか。
実際に無料説明会に参加して、ドローン業界の現状なども詳しく聞くことができたのでまとめてみました。
ドローン操作は難しそうだなと思っていましたが、やっぱり難しかった!
ドローンパイロット育成スクール
ドローンスクールは、ドローンを操縦するための技術を身につけるためのドローンパイロット育成学校です。
楽しそうなドローンですが、操作を間違えると他の人にけがをさせてしまう危険性があるので、自動車の免許と同じように、最初にきちんとしたところで教えてもらう必要性を感じました。
DSJ(ドローンスクールジャパン)
国土交通省登録管理団体「DSJ(ドローンスクールジャパン)東京中目黒校」に行ってきました。
江戸川区船堀駅にあるけど中目黒校という名前なのは、登録上なんだそうです。最初、中目黒にあると勘違いしてたわ(^^;
初めて降りる駅でしたが、わかりやすいので迷わず歩いて行くことができました。
体験ではどんなことをするのか?
ドローン無料説明会では、ドローンについて座学説明の後、実際にドローンを操縦できました。
ドローンがどんなところで飛ばせるのか、規制空域のはなしはとても勉強になりました。
なぜ認定資格が必要なのか?
ドローンを規整のエリアで飛行する場合には、国土交通省への飛行許可申請が必要で、その申請をするためには10時間以上の操縦経験が必要です。
「10時間以上の操作を学び経験しましたよ」という認定資格証明書をもらえるところが、ドローンスクールなんですね。
ドローンを操縦する目的
ドローンを操縦する目的は人それぞれ。
- 趣味に活かしたい
- 現在の仕事に活かしたい
- 資格を取って仕事(副業・転職)をしたい
DSJへ受講にくるのは個人だけでなく、会社から業務の一環として受講しにくる人もいるそうです。
女性の受講者はいるのか聞いてみると、「ドローンママ」の影響もあるのか、主婦の方も多いとのことでした。
「ドローンママ」ってなんだろう??
と調べてみたら、日本初の女性ドローンレーサーで、テレビでも活躍されている飯原夏子さん(元・ヤクルト飯原選手の奥様)のことでした。
ドローンママ「年収1000万以上稼いでいる」とヒルナンデスで紹介されたそうなので目指す人も増えるよね
ドローン業界はどんな仕事があるのか
ドローン産業の世界潜在市場規模は年間約15.2兆円。そのうち日本では1.5兆円もの市場規模があると予測されているそうです。
実際にどんなところで使われているかというと、
- 撮影
- 農業
- 測量
- セキュリティ
- 点検
- 運搬
- 災害支援
ドローンを活かせる業種はなんと54業種以上!中でも特に急速拡大している活用分野が、
●建物の雨漏り点検や家屋調査など
●老朽化したコンクリート製トンネルなどのインフラなどの点検など。
●太陽光発電施設の故障や点検など
●農地・山林の植林の健康状態調査や農薬配布など
高いところや広いところで活躍していることがわかりますね。
ドローンが仕事に活用される理由
高層マンションの大規模場修繕工事前の劣化診断調査をした場合、
- ヒトがロープアクセスで調査
費用:700万~800万円
日数:4人態勢で14日間 - ヒトがゴンドラで調査
費用:450万~600万円
日数:4人態勢で10日間 - ドローンで調査
費用:100万円~150万円
日数:2日間(予備日1日)
ドローンの場合は150mをわずか10~20秒で一気に上がってしまうので、費用と日数にこんなに違いがあるのだそうです。
ドローンに搭載した遠赤外線カメラでは、ヒトの目ではわからない壁内の異変もわかるんですって。
また、広い農地に除草剤などを散布するときも、マルチスペクトルカメラを搭載したドローンなら、農作物の状態も監視できるため、効率性と管理等力がさらに向上するそうです。
畑のどこに多く散布したらいいか、空からわかるなんてすごいよね。
仕事がすぐに見つかるのか?
「資格をとってもすぐに仕事にはなりませんよ」と、私に説明してくれたインストラクターの先生は、正直に話してくれました。
先生自身、いろんな現場に呼ばれているそうですが、名刺を見たら「赤外線建物診断技能師」という資格も保有されています。
仕事はあるけど経験が少ないとすぐには仕事にならないみたい。どんな資格も同じですね。
だから、免許をとって終わりなのではなく、
実技の時間を多くとった学校を選び、
免許取得後もコートで練習できたり、
就職を斡旋してもらえる
などのアフターフォローのあるスクールを選ぶ必要があるそうです。
DSJスクールでは、ドローン人材紹介専用のマッチングアプリがあるんですって。
DSJスクールの受講メリット
思っていたよりもやはり難しい。
先生とリモコンがつながっていて、ぶつかりそうなときには操作してもらえるけど、あわわ、あわわわ……と、なかなか思うように運転できず。
マンツーマン指導
ブーンと飛ばして四角の中に着地させるのですが、全然できずに、なんとか着地するのがやっと…。
安全かつ正確なドローン操作に必要なスキルと知識を学ぶため、インストラクターの先生とマンツーマンレッスン(多くても同時に2人まで)です。
飛行時間(実践)が長い
「回数を重ねれば上達しますよ」とのこと。
10時間操作すれば免許はとれますが、それで終わりにするのではなく、何度も動かして経験を重ねる必要があるそうです。
DSJには卒業生専用のコートがあり、卒業後いつでも通って練習できるんですって。
全国最大級の広いコートで卒業後も練習できる
工場の後なのかしら?
天井が高く、とても広いコートでした。
広さ150坪超
天井高さ12m
都内ではこれだけ広いドローンを飛ばせるスペースはないから、コートだけでもDSJドローンスクールを選ぶ価値がありそうですね。
暖房施設やベンチコートの貸出もあるので、冬でも寒くありませんでしたよ。でも、夏は暑いかも……
DSJの料金
気になるドローンスクールの料金ですが、
- フライトコース(2日間)12万円
- ビジネスコース(2日間)20万円
ビジネスコースはフライトコース受講者のみが進めるため、実質32万円。自動車免許と同じくらいかかるんですね。
他の学校も大体同じくらいの料金だそうです。
「価格が高額なので他のスクールも体験し、比較して選ぶのがいい」と先生。無理な勧誘どころか他社を進められました(^^;
ドローンスクールを数社回っても、最後はDSJスクールに戻って受講するひとが多いみたい。だから是非比べてほしいとのこと。
フライトコース
2日間
受講料 12万円
得られる資格
「DS・J 1つ星技能認定」
ビジネスコース
2日間
受講料 20万円
得られる資格
「ドローン操縦士回転翼3級」
「DS・J 2つ星技能認定」
インストラクター全員が、2000時間を超える飛行経験のある現場経験者。臨機応変な対応など、生きた知識が学べるます。
DSJまとめと体験後の感想
ドローンスクールは、趣味で操縦するだけでなく、仕事として「プロパイロット」も目指せるカリキュラムを4日間で受講できることがわかりました。
無料説明会では、実際にドローン操縦体験ができるのは嬉しいです。所要時間は2時間ちょっと。
DSJまとめ
- 国内最大級の屋内ドローン練習場
- ドローン操縦士協会(DPA)認定資格取得
- 生徒数が関東一多い
- 実務経験が長い現場経験インストラクター
- 少人数制
- 実技(飛行時間)が長い
- 卒業後も練習に通える
- ドローン人材紹介マッチングアプリによる斡旋
DSJスクールはアフターフォローがあるのが特にいいなと思いました。
無料体験に参加しても無理な勧誘がないのも◎。
私が訪問した日は不在でしたが、女性の先生もいるそうです。
国土交通省の登録指定校は全国に数多くありますが、認定資格を発行するだけのところも多いみたい。
DSJスクールに通えない方もいるので、ドローンスクール選びのポイントをまとめてみました。
ドローンスクール選びのポイント
- 実技(飛行)時間は長いか
- 同時に受講する人数は少ないか
- コートは広いか
- 受講時間外も練習できるか
- 資格取得後、卒業生が活躍しているか
- 無料体験はあるか
対象年齢は15歳以上ですが、子どもの習い事としても需要があるそうです。ドバイで行われた世界ドローン大会では賞金総額が1億円以上で、もはやEスポーツを超える勢いなんだとか!
時代遅れにならないように、一度は触っておくのもいいかもしれませんね。
どこのスクールでもまずは無料体験に行ってみるのがおすすめです!
私が今回体験したの学校の詳細はこちら
DBS東京校
旧名DSJ/ドローンスクールジャパン中目黒校
- 都営新宿線「船堀駅」徒歩9分
- 無料駐車場あり
- 年中無休
- 年齢制限15歳以上
※この記事はDSJの無料体験に参加して執筆しています(協力/DSJ)
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