群馬県水上温泉の「みなかみホテルジュラク」に行ってきました。
「聚楽」と聞いて「ジュラクよ~♪」のCMが思い浮かぶなら、きっと私と同世代。
実は私、若いころ勤めていた旅行会社で「聚楽=団体旅行の温泉宿」で取り扱っていたので、あまりいいイメージがありませんでした。
25年前くらいのはなしです。
それが今回訪れて180度印象が変わりましたよ。
ホテルの雰囲気やおいしい食事に大満足!
ジュラクさん、気にいっちゃった。
同室のきりまるさんは、着物サイトを複数運営している着物のスペシャリスト。着物に全く興味がない私にも好きになってほしいと、着付けから着物まで全部準備してくれました(感謝)。ご一緒したickeyさんのキモノは山岡古都の草木染。とってもお似合いでステキでした。
今回の旅は宿泊モニターとしてご招待いただいたき、50代の女性が利用するうえで気づいた点などをお話してきました。
多分ね、私くらいの年齢の客層が一番うるさいんですよ(苦笑。でも、贔屓目にみても本当によかった。
通路の隅に飾られていたホテル受賞履歴。
もっと目に付くところに飾ればいいのに(笑。
特に女性のリピーターさんが増えているそうですが、宿泊者の意見を聴きながら、すこしでも改善していこうという取り組みが成功されているのかもしれませんね。
今回の旅レポでは、ホテルから読者様特典を用意していただきましたのでお見逃しなく。
水上温泉とジュラクの湯
水上温泉は、今でも毎分700リットルが湧き出ているというから驚きました。ジュラクの大浴場では1日180トンを利用しているそうです。
水上温泉は今から400年以上前に、健明寺の和尚様と村の人たちで掘り起こしたと言われています。
ホテルから歩いて5分くらいのところに薬師様が祀られた湯原温泉公園があり、源泉かけ流しの足湯に無料で入れます。
利根郡みなかみ町湯原719
駐車場20台
男女入替制で浴場めぐり
みなかみホテルジュラクには大浴場がふたつあり、男性と女性で入替をしているので、両方のお風呂が楽しめました。
女性が宿についてから深夜2時まで入れるのが「翠渓(すいけい)の湯」と「せせらぎの湯」。翌朝5時からチェックアウトの10時まで利用できるのが地下にある「天狗の湯」。
最低でも2回は入らないとね。
浴場女性専用タイム
- 翠渓の湯 15時~深夜2時
- せせらぎの湯 15時~深夜2時
- 天狗の湯 5時~10時
美人の湯泉質と効果効能
私は着付けしたり忙しかったので、夜と朝の2回しか入れなかったけど、翌日はお肌がツルツルに!さすが「美人の湯」といわれるだけあるわ。
お湯は無色透明、硫酸塩泉の温泉です。
ナトリウム硫酸塩泉は、お肌の潤いを補給してハリをあたえることから「アンチエイジングの湯」とも呼ばれ、コラーゲンの生成を促したり、抗酸化作用を高めたりするそうですよ。
50代女子旅には温泉はかかせないので、この効能は嬉しい。最低でも5回は入りたかったわ。
カルシウム硫酸塩泉
ナトリウム硫酸塩泉
シャンプーバイキング
また、こちらのお風呂で面白かったのが「シャンプーバイキング」。
いろんなメーカーのシャンプーとリンスが置いてあって、小さなケースに入れて自由に混ぜて使えます。
脱衣所のドレッシングスペースにはスキンケア用品もあるので、とくにこだわりがなければ手ぶらでいっても大丈夫。
日帰り入浴もOKです。
みなかみホテルジュラク日帰り入浴利用
大人(中学生以上)1,500円
子ども(3歳~小学生)750円
※15時~18時までに受付
※豪華なバイキングがついた日帰りプランもあります。
暖炉のあるホテルラウンジ
ホテルのエントランスから入って、まず目にするのが大きな暖炉。今やみなかみホテルジュラクのシンボルともいえるでしょう。
なんと夏場も、火を焚いているそうです。
パチパチという音と炎を見ているだけで心が安らぐから不思議。
12月初旬に訪れたので、クリスマスツリーがより「暖炉ラウンジ」の雰囲気を盛り上げていました。
163センチの私よりも高いので2mくらいかな。
暖炉に合うとても上品なツリーでした。
ロビーラウンジでは楽しいイベントも
ロビーにはお子さんが遊べるスペースも。
自分で好きな絵やメッセージを書いたオリジナルの「キャンドル筒」を作り、夜にLEDを入れてラウンジに飾ります。もちろん大人も工作OK。
「ロビーラウンジ」では、毎晩餅つき大会が行われ、希望者は餅つき体験もできます。(予約不要)
ついたお餅はホテルスタッフさんが手際よく丸めて、きな粉と大根おろしのからみ餅に。つきたてのお餅は本当においしいですね。
小さいお子さんも大喜びでした。
セルフドリンクがあるラウンジ「こもれび」
暖炉ラウンジからつながる「ラウンジこもれび」には、セルフドリンクカウンターがあり、宿泊者は滞在中いつでも自由に利用できます(朝7時~22時30分・無料)。
コーヒー、黒豆茶、リンゴジュース、みなかみの美味しいお水などのほか、ちょっとしたスイーツも。
私が利用した日は、小さなチョコデニッシュが用意されていました。
夜はここでギターの生演奏を聴きながら、つきたてのお餅をいただきました。有料になりますが、20時~23時の時間帯はアルコールも楽しめます。
昼間はがらりと雰囲気も変わり、水上渓谷を眺めながらゆったりと。
お部屋が別々になってしまっても、開放的できれいなラウンジがあると、みんなでくつろげるのはいいですね。
夜はライトアップ「利根川テラス」
LED照明でライトアップされた利根川テラスからは、星がとてもきれいに見えたそう(私は見損なってしまいました)。
満点の星空を眺めながら、温泉でほてった体をクールダウンするのはいかがでしょうか。
私たちの部屋にはテラスがなかったけど、利根川テラスでたくさん写真が撮れましたよ。
みなかみの紅葉の見ごろは11月中旬くらいとのことで、すでに枯れてしまっていましたが、静かに流れる利根川の水音が心地よいホテルでした。
谷川岳を望む屋上庭園「水のテラス」
ブッフェダイニング「KAWATONE」のすぐ横にある屋上庭園「水のテラス」は、冬の間は雪が積もるためお水は流れていませんが、外に出ると谷川岳の壮大な眺めが望めます。
朝の6時30分くらいに撮影。
空気が澄んでいるのでとても気持ちがいい。
体がしゃっきっとしますね。
7時からの朝食前に立ち寄ってみてください。
雪が降ったとき用でしょうか、水のテラスの出入口には長靴と防寒のコートも用意されていました。
好みに応じて選べる客室
エントランスやロビー、メインダイニングレストランだけでなく、客室の1/3もリニューアルして新しくなったそうです。
「みずのね」に宿泊したお友達に中を見せてもらいましたが、とってもステキでした。うらやましい~
女子旅なら「みずのね」
「みずのね」のお部屋には、シモンズのベッドが置いてあります。
うちも使っていますが、シモンズベッドって「人生を変えるベッド・マットレス」っていわれるくらい寝心地には定評があり、世界中の有名ホテルで導入されているんですよね。
利根川が望めるテラス付きのツインルーム。
大きなソファーに寝ころびながらテレビを観てのんびりするのもいいなぁ。
お部屋にはコーヒーミルもあり、バルミューダのポットを置くこだわりよう。
調度品のセンスもよく、温泉宿というより都心のホテルにいるようでした。
「みずのね」には、MIKIMOTOコスメのアメニティ(メイク落とし、洗顔フォーム、ローション、乳液)がついています。
女子旅で選ぶなら断然こちらのお部屋でしょう。
グループなら「和洋室」
私ときりまるさんは、滞在中に着物を着ることを伝えておいたので、広い和洋室タイプのお部屋が用意されていました。
「みずのね」のお部屋を見た後だったので、
バルミューダポットがない!
コーヒーミルがない!
MIKIMOTOアメニティがない!
と、ちょっと残念でしたが、それも最初だけ。
コーヒーが飲みたければラウンジからテイクアウトできるし、お部屋を広々と使えたので問題なし。
夕食までの時間に、きりまるさんに着付けをしてもらいました。
着付け後に小物類を広げて散らかしたまま夕食に行ったら、きれいに部屋の隅に寄せられて、お布団が敷かれていました。
食事やお風呂に行くのにとても便利だったかごバッグ。タオルと歯ブラシが入って人数分用意されています。ちょっと濡れたタオルをいれてもOKだし、これはいいアイデアですね。
旅の楽しみは食事ですが、長くなりましたのでまた別レポートで。
みなかみホテルジュラクへのアクセス
東京駅から上越新幹線で「上毛高原駅」まで1時間18分しかかかりません。お弁当を食べていたらあっという間に到着しました。
最寄駅の「水上駅」からは無料送迎バスが列車の到着に合わせて無料運行しています。
4日までの事前予約をすれば「上毛高原駅」まで迎えに来てもらえるので、事前にお願いしておくのがいいかも。
公式サイト みなかみホテルジュラク
【読者特典】この記事を読んでいただいた読者様用に限定プランを用意していただきました(^^)/
シークレットプランのため公式サイトや旅行サイトでは見つかりません。ご家族や友達に私の温泉レポを伝えていただいてもOKなので、是非ご利用くださいね。
【読者特典】水上温泉聚楽で作りたてグルメを食べ放題で味わうシークレットプラン
1泊2食付きで5400円~。
宿泊料金がちょっとアップしますが、1人旅や女子少人数で行くなら「みずのね」ルームがおすすめです。
有効期限 2020年3月31日まで。
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