動画編集ソフト「VEGAS」シリーズの最新版「VEGAS 19」を1か月ほど使ってみました。
私の動画編集レベルは動画をつなぐ程度なので、「VEGAS18」と大きな違いは感じませんでしたが、SD/HD映像を4Kにアップスケールできたりと、昔では考えられない操作もできるように進化しています。
さすがプロ仕様のツールですね。
VEGASはラインナップがあるので、初めて購入する際にどれがいいのか悩ましいかもしれません。
18からの変更点とパッケージの違い、実際に使った感想をまとめてみました。
今まで見てきた中で一番の割引率です!
VEGAS
ベガスは使いこなせば「ファイナル・ファンタジー」のような映像を作れる素晴らしい動画編集ソフトです。
※ファイナル・ファンタジーの世界を支える「VEGAS」
プロフェッショナルな動画編集を、マウス操作で直感的に使えるので初心者にも向いています。
機能が多すぎて難しそうですが、「こんなことをやりたい!」と思ったときにほとんどのことができるので、あれこれ悩む必要がありません。
VEGAS がどんな動画編集ソフトなのかはこちらにまとめています。
ベガスのいいところをまとめると
- 1ライセンスにつパソコン2台同時利用可能
- 画像と音が別々に編集できる
- プロ仕様ながら素人でも直感的に使える
- 動画編集に必要なエフェクトがそろっている
- 買いきりで価格が安い(セール時が狙い目)
VEGAS 19シリーズの違い
ベガスを初めて買うときに、どのパッケージにしたらよいのか悩ましいですね。
動画編集ができるソフトが「VEGAS Edit(エディット)」(基本)。
サウンド編集ソフトなどがセットになった「Pro(プロ)」。
フルセット最上位版が「Post(ポスト)」です。
エディットを購入すれば動画編集には十分事足ります。
VEGAS | Edit | Pro | Post |
価格(税別) | 15,400円 | 39,800円 | 59,800円 |
映像編集❶ | 〇 | 〇 | 〇 |
ライブストリーミング❷ | - | 〇 | 〇 |
クロマキー合成❸ | - | 〇 | 〇 |
サウンド編集❹ | - | 〇 | 〇 |
効果(VFX)❺ | - | - | 〇 |
画像合成❻ | - | - | 〇 |
❶「VEGAS Edit19」
❷「VEGAS Stream」
❸「Boris FX Primatte Studio」
❹「SOUND FORGE Audio Studio 15」
❺VFX・モーショングラフィックス作成「VEGAS Effects3」
❻「VEGAS Image3」
最上位版のVEGAS18「Suite」が「Post」という呼び方に変わりました。
それぞれの特長を簡単に説明します。
VEGAS Post19の収録内容
最上位版の「VEGAS Post」をダウンロード。私が使用するのはほとんど動画編集(ベガスエディット)なので、いわゆる宝の持ち腐れですが、使いこなせればすごいんですよ!
❶動画編集ソフト「VEGAS Edit 19」
一番最初に「VEGAS」製品の説明会に行ったとき、動画編集ソフトは料理に当てはめて考えるとわかりやすいと教えてもらいました。
- 左上が「材料置き場」
- 右上が「鍋」
- 下が調理する「まな板」
材料(動画の素材)をそろえて、まな板の上で作って、鍋で味見(できた動画を視聴)。一連の流れがとても分かりやすいですね。
VEGASはプロが使用する動画編集ツールですが、素人でもマウスとドラッグで直感的に使えると評判です。
そして、アドビのように月額制のサブスクではなく、買い切りソフトでコスパがいいのもメリットのひとつ。
年に数回安く買える時期があるので、キャンペーンにタイミングを合わせて買うのがおすすめです(本文最後に詳細あり)。
❷ライブ配信ソフト「VEGAS Stream 」
Youtube、Twitter、Facebookライブをはじめ、さまざまなプラットフォームでライブ配信ができるソフトで、ZOOMやSlackなどの会議アプリや、ストリーミングサービスでの配信にも使えます。
VEGASに直接入力して編集すれば、作品としてアーカイブに残すことも。
❸クロマキー合成プラグイン「Boris FX Primatte Studio」
「ロード・オブ・ザ・リング」、「ハリー・ポッター」、「スパイダーマン」で使用されているツールを使用して、没入型クロマキーを作成できます。
グリーンの背景で撮影した被写体を、別の画面に埋め込む合成技法
❹サウンド編集ソフト「SOUND FORGE Audio Studio 15」
業界標準のプロ用オーディオ編集ソフト「SOUND FORGE Pro」の基本機能を、素人でも使いやすく低価格にした普及版。
録音から編集、ノイズの除去、ファイル型式の変換のほか、レコードやカセットテープなどアナログ音源のデジタル化もできます。
古いカセットテープをデジタル化を依頼すると、60分で5,000円(納期は約1か月)くらいかかるので、自分でやってしまうというのもありですね!
サウンド編集ソフトについてもっと詳しく❺「VEGAS Effects 3」
映像加工ソフト。ベガスを編集しながらベガスエフェクトを起動して、編集効果をすぐに反映することが可能です。
一般的な映像加工ソフトは、アドビの「After Effect」がメジャーですが月額契約しかありません。
それに比べてベガスエフェクトは買い切りなので、圧倒的に維持費が安いです。※ベガスエフェクトソフト単体では販売していません。
映画のオープニングのようにタイトルを光らせたり、スポットをあてたり、動画に何らかの効果を追加できる機能。ベガスエフェクトは800種類。
❻ VEGAS Image3
レイヤーを追加して自然に写真を合成できるプロ用の静止画像作成ソフトです。
VEGAS18 からの変更点
AI技術で進化し続けるVEGASですが、18から19へはこんなところが変わりました。
- シーンの変化を自動で検出
- 解像度の低い映像を高解像度な映像に変換
- SD/HD映像を4K並みの画像にアップスケール
- 複数映像トラックに同時にエフェクトが可能に
VEGAS 19を使った感想
スマートフォンで撮影が手軽にできるようになり、Youtubeにアップする人も増えています。
私も愛犬の動画をアップしていますが、被写体に追随するモザイクができるといいなぁと思っていました。
外で撮影したときにすれ違った人の顔や、映したくないものを消したいというシーンは意外と多いもの。
VEGASは被写体に追随するモザイクやぼかしもOK!
VEGASは取扱説明書がないため、動画解説の付いた「60分でわかるVEGAS」と「VEGAS Pro 動画編集入門ダウンロード版」PDFがついた「クリエイターズスイート 」が初心者にはわかりやすいと思います。
価格が高いので、キャンペーンで安くなっていたら迷わずこれです。
ベガスを買うべきタイミング
動画編集を始めよう!と思ったときが買うタイミングですが、ベガスは年に数回とても安く購入できる時期があります。
ベガスを買うタイミングですが、毎年秋に新バージョンが発売する時期に「新製品発売記念フェア」でとても安くなるキャンペーンがあるので、9月に購入を考えているなら待ったほうがいいでしょう。(2021年は9月14日でした)
その他の時期でもソースネクストは定期的にキャンペーンがあるので、こまめにチェックするのがおすすめです。
\12.29まで/
- VEGASクリエイターズスイート
253,037円→22,800円
90%OFF
※現在のセールはサイトで確認ください↓
VEGAS キャンペーンページ※この記事はVEGAS Postを提供いただき執筆しています(提供/SOURCENEXT)
コメント