子どものころからなじみのある色鉛筆。
小学生の頃、友達が持っていたパステルのクーピーペンシルが欲しくて、誕生日におねだりして60色セットを買ってもらいました。いつもの12色とは違い、それはもう嬉しくていろんな絵を描いたのを今でも覚えています。
そんな懐かし記憶がよみがえるイベント「500 COLORED PENCILS TOKYO SEEDS」 に行ってきました。
500色の色えんぴつとは
「500色の色えんぴつ」は、シリーズ累計11万セットを突破したフェリシモの人気商品。毎月20本1セットの頒布会で、25か月かけて500色をそろえていくという楽しいものです。
1992年に始まった500色の色えんぴつシリーズは、日本だけでなく世界各国で大ヒットしていて、アーティストの奈良美智さんも買われたそうですよ(もったいなくて使ってないみたいですが)。
「TOKYO SEEDS」はその第4作目。
なぜ四角形なのか
六角形ではなく正方形なので、手になじんで持ちやすく、机の上で転がりにくい。そして、並べたときにも面がそろって美しい。
また、ケースのふたを開けたときに美しく見えるように、底がギザギザな形状で、開発者の話を聞かなければ見逃してしまう些細なところまで、徹底的にこだわって作られていました。
全部知りたくなる500色の名前
毎回テーマに沿ってセレクトされた20本には、1本1本にユニークな名前がついていて、どんなショートストーリーがある色なのかを読むのも楽しみのひとつ。
色味が似ているため500色の中でも作るのが特に難しい「Grace-気品」では、「優美な色合い、気品のある人がまとう、雰囲気のような」というテーマの中に
- 無意識に気品をまとう大理石色、
- 目を奪われるなんともいえない身のこなし色、
- 波のように寄せては引く、冬の初めの肌寒さ色、
- 雲行きがあやしい我が家の陛下のご機嫌色、
など、クッスっとしてしまう色の名前もありました。
私が気に入ったのが「Midnight-真夜中」。
- GARDEN SHADOWS
深夜の招かれざる来客がまとう色 - ZERO HOURS
魔法の一夜が終わりを告げる鐘の音色 - SABLE SOUND
クロテンが木の葉を揺らし駆け抜ける闇色
黒だけでも数種類あります。
これだけカラフルな色鉛筆がある中で、黒を選んでしまうのは私の好みって……。
自信がなくても上手に楽しく描ける
- DIVE DIVE
鳩の恋人たちのロマンティックな軌跡色
メタリックカラーのDOVE DIVEというシルバーの色鉛筆を使って、つつじを描いてみました。こんなメタリックな色は珍しいですよね。
色鉛筆を使った感想は、芯が柔らかくてとても滑らか。絵心の無い私でも上手に見えます(自画自賛w)!
驚いたのはその発色の美しさ。
色鉛筆の芯は甲府、木製のボディは東京葛飾区の工房とすべて日本で作られたメイドインジャパン。
今回のシリーズ「TOKYO SEEDS」は、500色の色えんぴつが発売された当初と比べ、微妙な色合いを出せるようになったのだそうです。日本の職人さんの技術って本当にすごいですね。
珍しいメタリックカラー
ああ、かわいい。冬服熱が上がっているaco。小さくていいので、メタリックなアイテムを小物で取り入れたいなぁ。#フェリシモ500色色鉛筆 #500色の色えんぴつ #500色の色鉛筆 #色えんぴつ #メタリックカラー #色鉛筆 pic.twitter.com/TW2znP1FlI
— フェリシモ_500色の色えんぴつ (@500_color) December 11, 2018
どんな色があるか詳しく紹介されているので、500色の色えんぴつの専用アカウントを参考にするのがおすすめです。
創業120年紙の専門商社「竹尾」の紙
使っている紙は、色鉛筆と相性のいい竹尾の紙。
創業1899年。120年以上の歴史がある紙の専門商社「竹尾」さんが、9000種類の紙からセレクトしただけあって、1枚1枚どれも手触りが全然違います。
500色の色えんぴつをさらに楽しむため、わざわざ色鉛筆と相性のいい紙を用意したそうです。
1日の時間の流れをイメージした5種類が100枚ずつ(全500枚)
- 白(朝)
- ナチュラル(午前)
- 淡色(昼下がり)
- 濃色(夕方)
- 黒・グレイ(夜)
1回100枚セット×5回の頒布会。
紙クラスタさんにはたまらないコレクションになりそうです。
一生ものの色鉛筆を手に入れる
私は大学生の時に買ったFABER-CASTELL(ファーバーカステル)の「アルブレヒト・デユーラー」の水彩色鉛筆を今でも大切に使っています。
絵具と違って色鉛筆は固まって使えなくなるということはないので、大切に使えば一生もの。息子たちにも使わせた色鉛筆を孫にも全然使えそうです。
500色の色鉛筆は、なくなった色を後から買い足すことができるので長く使えそうですね(色指定は購入者限定)。
四角い専用の色鉛筆削りもあります。
また、何色が届くかはわかりませんが、1本からのお試しもできるので、まずは書き心地を試してみるのもいいかもしれません。
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おばあちゃんの家に行ったらたくさんの色鉛筆があって、絵を描くのが楽しかった。
作品だけでなくそんな素敵な思い出も作ってくれそうですね。
購入先
※お子さんの写真はお母さまにご了解を得て撮影しております。
画像転載はご遠慮ください。
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