日比谷花壇「ハナノヒ教室」に参加しました。
ハナノヒは、日比谷花壇のお花のサブスクリプションサービス。毎日、または毎月コースごとにお花がもらえる月額サービスです。
「ハナノヒ」利用者が参加したので、どこのお店がよかった、こんなお花をもらったことがある……、などの情報共有もでき大変楽しいイベントでした。
応募者が大変多くて抽選だったそうなので、当日の様子をレポートします。
ハナノヒとは
ハナノヒはお花の定額制アプリです。
私は毎日1本、お店によって決まったお花がもらえる「イイハナプラン」を利用しています。
アプリ内のパスポートを見せるだけ
スマホに専用アプリをダウンロードし、画面から好きなプランを購入すると、申込日から1か月間、次回更新日までに解約しなければ毎月続くサービスです。
店舗での利用は、画面下のパスポートを開きお店で見せるだけ。1日1回利用できます。
持ち歩きやすいパッケージ
お水ではなく、こぼれにくい樹脂入りのビニールに入った花を受けとります。荷物が多い日でも持って帰るのが楽ちん。
ハナノヒプラン比較
プラン | 月額 | 1回の内容 | 回数(月) |
---|---|---|---|
イイハナ | 1,187円 | 本日の花1本 | 毎日 |
サクハナ | 3,987円 | 1,300円まで | 6回 |
ハナハナ | 8,787円 | 3,000円まで | 6回 |
イコーハナヤ | 15,878円 | 6,000円まで | 6回 |
サクハナプラン、ハナハナプラン、イコーハナヤプランは月額金額は違いますが、毎月6回まで自分の好きなお花を選べるサービスです。
1回の金額、例えばサクハナプランは1,300円を超えてしまった場合は、差額を支払えばOKなので選びやすいですね。
金額内で選べば追加金はありません。
今回のイベント参加者は、私と同じ「イイハナプラン」の方が多かったです。
更新 2021年プラン改定があり内容が変わりました。
毎日1本もらえる「イクハナ」で継続しています。
お花をもっと好きになるワークショップ
ハナノヒ利用者を対象にした「ハナノヒ教室~基礎から学べる花瓶生け」が、2019年11月30日(土)日比谷花壇本社で行われました。
日比谷花壇シニアデザイナーの福井崇史さんから
- お花屋さんでお花を選ぶポイント
- お花を少しでも長く楽しむコツ
- 花瓶への生け方のコツ
- お花の写真の撮り方
などを教えていただき、会場に用意されたたくさんの花の中から、自分で好きな花を選んで生ける「サクハナ」プランを体験しました。
お花選びのポイント
花選びのポイント
- 好きな花を選ぶ
- 色で選ぶ
- 季節感やテイストで選ぶ
- グリーンと合わせて選ぶ
メインとなる花を選んだら、同系色で合わせると失敗しにくく、実物や葉物を合わせることでお花が映えるそうです。
クリスマスシーズンなら、コニファーやユーカリなどの葉物や、松かさなどの実物を合わせたり、季節感の出るアレンジを選ぶのもOK。
お花を長く楽しむ工夫とワザ
花を長く楽しむコツ
- 花の寿命を知る
- 腐らせない、カビさせない
- 水揚げ方法を知る
菊のように長持ちする花もあれば、ダリアのように3~4日と短命な花もあるので、用途によって花の寿命を知ることが大切。
きれいなよく切れるハサミやナイフで斜めにスパッと切り、すぐにきれいな水につける。余分な葉をとったり、より茎を短く切ると水揚げがしやすくなるなど、ハサミの使い方とともに教えてもらいました。
★【日比谷花壇】ボブクラフトフラワーベース(台形ポットM)
長持ち=「きれいな水」というのが決め手。
水が腐りやすい夏の暑い日には、こまめに水を変えたり、糖分・抗菌剤いりの長持ち剤を使うと◎。水の色がわかる「透明な花瓶」が初心者にはおすすめとのことでした。
花瓶にうまく生けるコツ
★【日比谷花壇】ボブクラフトフラワーベース 3点セット
花瓶のうまく生けるコツ
- フラワーベース選び
- 花選び
- 花瓶に生ける順番
花材の量に合わせた花瓶選びが大事で、お花が少ないときには口が小さめでやや縦長の花瓶を選ぶと飾りやすく、まずそろえるなら個性の強くないプレーンで透明なものがおすすめとのこと。
メインの花、サブの花、添えのグリーン……、というように自分の持っている花瓶のサイズに合わせて、役割を考えながら選ぶと生けやすいそうです。
花瓶に生ける順番
- 枝分かれしている花やグリーン
- 目立つ花・大きな花
- 小さい花・線の細い花
私はいつもメインの花を活けてから、葉物を入れていましたが、どうやら逆だったみたい。
だからバランスが悪かったのね。
サクハナプランを体験
福井さんからレッスンを受けた後、サクハナプランを体験。会場に用意されたお花の中から1300円分好きなお花を選びました。
「今回はイベントなので多少超えてもいいですよ」とのことでしたので、金額を超えてしまっている方が多かったです。
実際に超えてしまった場合は、1300円超過分を支払えばいいので、計算しやすいですね。
1,300円分のお花を選ぶ
私が選んだお花(税込)
- テナチュール(バラ)660円
- アストランチアスターオブビリオン(小花)385円
- ジェイドパール(実)440円
- ユーカリ(葉物)385円
合計1870円⇒400円超え(^^;
ちなみに、私が選んだテナチュールが一番高い花材でした。
とても私好みのお花を選んでいる方がいたので、撮影させていただきました。
ワイルドフラワー系でおしゃれですね。
花瓶に生ける
用意されたフラワーベースに、福井さんから教えてもらった順番に生けていきます。私はユーカリの葉っぱがうまく入らなかったので、アドバイスしてもらいました。
大き目のユーカリは結婚式などで好まれるそうです。珍しいですよね。
★【日比谷花壇】ボブクラフトフラワーベース(ファゴットS)
選んだ実物のジェイドパールが大きく、もったいないので実を落とさずにそのまま使ったためバランスが悪くなってしまいました。
でも、素敵に生けられて大満足!
フラワーベースは、口が狭くて生けすかったです。
スイーツと撮影
ヒビヤカダンスイーツ「お花畑のフルーツタルト」と「お花畑のロールケーキ」でおやつタイム。
映えるスタバのコーヒーを用意してくださるあたりさすがの心遣いですね。
スイーツと一緒にイベントで生けたお花を撮影しました。
福井さんが教えてくれた上手に撮るコツは、
「食べる前に撮ること」
わかります、わかります。私、食べてしまってから後悔したことが何度もあります。
お花をうまく撮るコツ
- 花がきれいなうちに撮っておく
- 明るい昼間に太陽光で撮影する
- 自分がきれい・おもしろいと感じた部分が引き立つようなアングルで撮る
- 背景はシンプルに
花から選ぶので作り手の好みがよくわかりますね。バラを選ぶ人が多い中、ピンポンマムでかわいく仕上げたりと、個性も出ていてとても参考になりました。
ハナノヒまとめと私の感想
生けたお花と花瓶はお土産に。
もらえることをあらかじめ知らなかった方が多く、皆さんとても感激されていました。
今回のお花をもっと好きになるワークショップでは、基礎から学べる花瓶生けをレッスン。
- 花選び・生け方のコツを学ぶ
- 実践
- おやつタイムで情報交換
- スイーツと撮影
約2時間、大満足な内容でした。
お花好きで実際にアプリを使っている方が対象だったので、おやつタイムに情報交換ができたのも楽しかったです。
「ホテルに入っているお店はいいですよ」と教えていただき、帰りにANA インターコンチネンタルホテル店に立ち寄ってみました。
イベントで同じ席の方にホテルの店舗はいいですよと教えていただき立ち寄ってみました😍#ハナノヒ pic.twitter.com/9NwssSghWi
— いちみ (@yokattanet) November 30, 2019
私が日々受け取ったイイハナは、Twitterでつぶやいています。
情報交換した方の意見も参考に、メリットとデメリットをまとめてみました。
ハナノヒのメリット
- 気軽にお花を楽しめる
- 定額で大変お得
- 受取に行く楽しさがある
- 自分では買わないような花に出会える
- 仕事終わりにもらって帰ると気分がかわる
- 旅行先でももらえる
- 毎日花がもらえる(イイハナプラン)
- 好きな花が選べる(イイハナのぞく)
デメリット
- 近くに対象店舗がないと利用できない
- スマホがないと利用できない
- お店に行かないといけない
- 忙しいと使いこなせない
- お店によりもらえる花にばらつきがある(イイハナプラン)
ハナノヒを利用した私の感想
ハナノヒを利用するようになってから、意識してお花屋さんに立ち寄ることが増えました。
季節を感じられるのがとてもいいですね。
私が申し込むときに一番ネックになったのは、「最寄り駅に日比谷花壇がないこと」でした。
横浜駅と桜木町駅にあるので、月に2~3回もらえればいいかなと初めたところ、月に9~10回受け取っています。
今後、利用できる店舗を増やしていくそうなので、今までやりたくても利用できなかった方には朗報ですね。
1本だけ買うのはためらいますが、毎回違う花を1本受け取れるのは本当に楽しい。花だけでなく葉物や実物の日があるのは、あえてお花を映えるように選んでいるそうです。
お花屋さんに足を運ぶ楽しみ、飾る楽しみがあるハナノヒは、日々の生活がワンランクアップすること間違いなしでおすすめです。
コロナ禍で外出が減ったため夫の契約に変えました。会社帰りに新橋店で、お休みの日は横浜で受け取っています。
追記
日比谷花壇と同じハサミを買いました。
カラーバリエーションが豊富です。
創業以来100年以上はさみの製造を行っている老舗「坂源」さん。
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